一般的な学生の年間収入が103万円を超えると親の扶養家族の対象から外されてしまいます

年間103万円のカベとは?-質問集一覧集

Q.学生アルバイトでも税金を納めるんですか?

A.年間130万円以上の収入があると税金を納める義務が発生します

また、年間103万円以上の収入があると親の扶養家族から外れるのでご注意を!

一般的に一定の基準に沿って学校に通っている勤労学生の場合、年間130万円を超えると、その超えた分に対して「8%」の税金を支払う義務が発生します。

所得税が発生すると毎年税務署にて確定申告を行う必要があります。
この130万円という数字が意味するものは、

・給与所得控除 ・・・ 65万円 (65+38+27)=130万円
・基礎控除 ・・・ 38万円
・勤労学生控除 ・・・ 27万円

あわせて130万円という金額になるわけです。

控除というのは、税金を差し引くという意味です。
よって130万円以下の年収であれば税金を差し引く金額の方が大きく所得額がマイナスになりますので税金がかからなくなるんです。

アルバイトの税金の例

年収 (年収)−(控除額) 税金額
年収100万円
の場合
100万円−130万円=−30万円 0円
年収150万円
の場合
150万円−130万円=20万円 20万円×8%=
1万6千円

では、年間で130万円を超えなければいいのかというとそうでもありません。

次が一番大事な問題となってきます。

それは・・・年間で103万円を超えると「親の扶養家族」の対象から外れます

一般的な学生で親の「扶養家族」になっている場合。(ほとんどの学生はなっています)年間の収入が103万円を超えると、親の扶養家族の対象から外されてしまいます。

扶養家族の対象から外されてしまうと、扶養により優遇されていた税金が対象外となってしまいますので、その結果親が払う税金の額が扶養家族対象時より高くなってしまいます。

よって、学生で親の扶養に入っている場合は年間の収入を103万円以内に抑えるように仕事先とも調節して収入を得るようにしないと、家族全体で見た場合には住民税などの増額もあって数万円〜数十万円単位で思わぬ税金の負担を負うことがあります。

一般学生の年収と税金の関係

収入額 扶養家族 税金
年間130万円以上 対象から外れる 税金を支払う
年間103万円以上〜130万円未満 対象から外れる 税金は支払わない
年間103万円以下 対象から外れない 税金は支払わない

つまり、年間103万円以内に収入を抑えられれば全く問題ないということです。

アルバイト先ともよく確認してこの103万円という金額を超えないようにするのが無難ということです。とても大事な問題ですので、詳しくはお近くの税務署かハローワークでご確認ください。